『三つ子の魂百まで』の本当の意味は?
『三つ子の魂百まで』の本当の意味
『三つ子の魂百まで』と言う言葉がありますが、私はあえてこう言いたいです。
『三つ子の魂百まで』の本当の意味は…
『3才頃までに自己肯定感を育てられた子はその後の人生を幸せに歩める』
と。
3才までにしつけをしないと自分勝手な子になってしまう。
だから、
『ちゃんとしつけないといけない』
と言う人がいます。
しかし、本当の意味はそういうことではありません。
この言葉の本当の意味は、
『幼い頃の性格は、歳をとっても変わらない』
ということです。
性格や性質、つまり、その子が本来、生まれつき持っている素敵な才能は、おじいちゃん、おばあちゃんになっても変わらない、ということです。
そして、その子の素敵な才能を存分に発揮させてあげるために必要なこと、
それは、
『愛情』です。
脳科学的には、1~3歳頃は、脳がとてつもなく発達すると言われています。
だからこそ、私は3歳頃までには特に、いっぱい愛情を注いであげたいです。
愛情をいっぱいもらった子は心が安定します。
そして、その後の人生を力強く生きていけます。
『自分はここにいていいんだ』
という揺るがぬ自信が、力強く生きていくエネルギーを生み出します。
地に足を着けて生きる、という言葉があるように。
まるで、大地に力強い根を張り、どんなことがあっても、ビクともしない大きな木のように。
心が強く、人を大切にできるようになります。
他人も自分も大切にできる、そういう命を大切にできる心の強さは、ここから生まれるのだと、私は思います。
私は、本当に、子どものことが大好きだから、大切にしたいから、3才頃までに、思う存分、愛情を注いであげたいです。
しつけや習い事は、心の土台ができてからでもいいと思うのです。